犬は夏に弱い?愛犬の熱中症にご用心!

投稿日: 2008年8月 4日

 

「犬は喜び庭駆け回り、猫はコタツで丸くなる」っていう歌があるように、犬って寒さには強いけど、暑さに弱いイメージがありますね。
実際8月には熱中症になる犬が多いそうです。。。

 

 

8月4日10時4分配信 産経新聞
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inu.jpg夏真っ盛り。日差しが強いこの時期、熱中症の予防が必要なのは、人間だけでなく愛犬も同じだ。もともと犬は暑さに対する体温調節が苦手な動物で、車内に入れたままにするなど、飼い主の油断で死に至る場合もある。愛犬の命や健康を守るには、どのような対策が必要なのか。(安田幸弘)
東京都内の会社員、三井保誠さん(37)は早朝や夜に愛犬「ちゃむ」と散歩に出かける。11歳のゴールデンレトリバーだ。「もう高齢なので、念入りに暑さ対策をしています」
夏の散歩時は保冷剤を入れたバンダナを首にまいたり、水でぬらしたTシャツを着せたり。家を留守にする際はクーラーと扇風機をつけたままにして適度な涼しさを保つ。「暑かったり体調が悪かったりしたら必ず合図を送ってくる。愛情をもってそれを受け止めることが大切」と三井さん。
このように予防が万全であれば問題ないが、犬との触れ合い方は人それぞれ。飼い主のちょっとした油断などで夏場に犬を熱中症にさせてしまう事例が後を絶たない。アニコム損害保険(東京・新宿)が、昨年の「どうぶつ健保」の給付金請求を集計したところ、犬の熱中症による請求295件のうち、およそ半数が8月に集中していた。
犬が暑さに弱い理由は、体毛に覆われているうえ、汗腺が少ないためだ。主として呼吸によって体温を調整しているが、暑い日は体温を下げるのに苦労する。さらに体高が低いので、路面の照り返しを強く受けてしまう。
仮に、熱中症の疑いのある症状が出た場合、飼い主はどのような対策が必要なのか? 「愛犬の育て方」などの著書があるグラース動物病院(東京都杉並区)の小林豊和院長は「まずは冷やすこと。冷水を浴びさせたり、冷たいタオルケットでくるんだり。散歩中に愛犬が立ち上がれないくらいの緊急事態に陥ったら、エアコンが効いた店に飛び込むくらいの対処が必要」と指摘する。
体を冷やした後も油断は禁物。「見た目は回復したようにみえても体には大きなダメージを受けていることがあり、循環不全や腎不全に陥っている恐れもある」ため、なるべく動物病院で血液検査や身体検査を受けることが大切だ。
ブルドッグなどの短頭種は特に暑さに弱い。このため全日空は昨年から、夏場(7月1日から9月30日)の短頭種の輸送をとりやめた。「体調不良を起こすことがあった」(同社広報室)ためだ。日本航空も昨年からフレンチ・ブルドッグとブルドッグに限り通年で輸送をやめた。
老犬も注意が必要。心不全や肝機能低下など基礎的な疾患があることが多く「余計に熱中症の症状が出やすくなる」(小林院長)。
夏場以外でも湿気が多い梅雨などは要注意。飼い主が油断して散歩にでかけると熱中症になる危険性が高い。小林院長は「欧米と違って日本では犬を飼うと散歩は義務だと思っている飼い主が多い。でも、犬にとって散歩が辛い日もあるかもしれない。本当に暑かったり、湿気が多いと思ったりしたら、散歩の距離を短くするか、無理に散歩に連れて行かなくてもいいのではないか」と話している。
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知人が室内犬を飼っていますが、仕事に行く時も、外出する時も、愛犬の為に冷房はつけっぱなしにしているそうですよcoldsweats02

人間より贅沢ですね・・・sweat01

というか、「どうぶつ健保」などという保険があるなんて・・・
ペットも家族という風潮がますます強くなっているなぁと感じます。。


ライスフォース
草花木果